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おせちから見る 日本ECモール実態報告

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2016年が始まりもうすぐ1月が過ぎようとしていますが、みなさんは新年をどう過ごされましたか?

ここ中国では2月の春節が日本の新年にあたるため、年末は31日まで働き、1月4日(月)から通常通り仕事をしているので、1月と言っても日本のお正月らしい風情はなかなか味わえません。もちろん残念ながらおせち料理も食べていません。

日本でも一昔前は、年末につつましやかな女性たちがら台所に集結して色鮮やかなおせち料理を作り、新年に親戚みんなで食べるというのがごく一般的にありましたが、ここ最近はこうした慣習も少なくなったようです。

それでは、新年におせち料理を食べる日本人は減少しているのでしょうか?

インターネット(オンライン)でのおせち関連食品の販売状況をNint(ニント)のデータで見てみると、楽天市場では2015年12月の流通額(※)が前年比28%も増加していることがわかります。

つまり、おせち料理を食べる日本人は去年よりは増えている、と楽天市場の流通状況からは言えそうです。

ではここで、日本の代表的なECモールである楽天市場Yahoo!ショッピングAmazonJapanの3つのプラットフォームで、「おせち」というキーワードを含んだ商品がどのように販売されたかを、各モールのデータを比較しながら見ていきたいと思います。

< 対象データ範囲 >
■ モール:楽天市場、Yahoo!ショッピング、AmazonJapan
■ 期 間:2015年11月、12月の2ヶ月
■ 商 品:「おせち」というキーワードを商品名に含んだもの
■ ソース:Nint for Research
※ 本ブログ内記載の売上とは、弊社のビッグデータと統計ロジックにより算出された推測値です。

 || 各モールのカテゴリと販売商品数

図1のデータは、ECモールで商品分類されているカテゴリの数と、2015年11月から12月の期間に商品名に「おせち」を含んだ商品が分類されたカテゴリ数を表しています。一般の人なら「おせち=食品カテゴリ」と連想するはずですが、それぞれのECモールの出店者たちはあえて「おせち=食品以外のカテゴリ」に分類する戦略的手法を取ったり、またはおせち関連の商品を販売するために、「おせち」というキーワードを商品名に含んでいたことがわかります。

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図1 モール内カテゴリ数と商品名「おせち」を含んだカテゴリ数

図2のデータは、2015年11月から12月の期間中に「おせち」のキーワードを含んだ商品の数です。「おせち」商品のカテゴリ数からも想像はできましたが、AmazonJapanの商品数は646と3つのモール中では一番低くなっています。Yahoo!ショッピングもAmazonJapanと比べると約2倍ほどの商品数がありますが、楽天市場と比較すると半分ほどの商品数しかありません。そのため「おせち」または「おせち関連商品」の充実度という点からすると、楽天市場が最も消費者のニーズを満足させられるということがわかります。

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図2 商品名に「おせち」を含んだ商品の商品数

 || 商品の平均売上とTOP3の売上比率

図3のデータは、「おせち」のキーワードを含んだ1商品あたりの平均売上です。楽天市場は前出の商品数も3モール中で最多でしたが、1商品あたりの平均売上も63万円と最も高い数値を示しています。これに対し、Yahoo!ショッピングはAmazonJapanよりも商品数は多かったようですが、1商品あたりの平均売上で見るとAmazonJapanの41万円を下回った39万円となっています。ここから今後おせち関連の商品を手堅く販売するとしたら競合の少ないAmazonJapanが、そして高い収益を目指して販売するとしたら楽天市場が適したモールと言えるようです。
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図3 商品名に「おせち」を含んだ商品の1商品当たりの平均売上

図4のデータは、「おせち」のキーワードを含んだ商品で各モール上位3商品の売上額をグラフ比率で表しています。楽天市場のTop1が最も売上が高かったため、グラフサイズが最大になっています。楽天市場のTop3の売上額はYahoo!ショッピングのTop1とほぼ同じで、AmazonJapanのTop1の売上はYahoo!ショッピングのTop3の約半分しかなかったことがわかります。
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図4 商品名に「おせち」を含んだ人気商品TOP3の売上比率

上記のデータ以外にも、各モール内の商品数カテゴリシェアや各モールのTOP20商品、他にも各モールで販売されたちょっと変わった商品などが掲載されたレポートを現在作成中ですので、興味がおありの方は「おせちのレポートについて」という件名で以下の連絡先よりお問い合わせ下さい。

[ お問い合わせ ]
◇ MAIL:nint_cs@sh.adways.net
◇ TELL:0120-170474

他にも現在越境EC向けのデータレポートを無料DLできるサービスをNint for Chinaではご案内しております。
日本国内のECデータではなく中国のTaobaoやTmallの越境データに興味がおありの方は以下ページから無料レポートのDL手続を行って下さい。

「中国越境EC市場分析 スキンケア・ボディケアジャンル編」DLフォーム

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Takuya Mitsui

EC Big Data Div. Director at Adways Technology Limited. 【Contact】■LinkedIn : https://www.linkedin.com/in/takuya-mitsui-6aa220b9 ■Facebook : https://www.facebook.com/takuya.mitsui.756 ■we chat : mitsui33sky

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